ジェネリックウェルブトリンSRは、うつ病の治療に対して使用されます。また本剤は、その他の状態にも使用されます。
有効成分
Bupropion.
ご案内
ジェネリックウェルブトリンSRは、抗うつ剤です。本剤は、脳内で作用して、うつ症状を治療します。
本剤のジェネリック薬品名は、ブプロピオンです。
本剤の商標名は、ウェルブトリンSRです。
用量
食事の有無に関わらず、本剤を経口服用してください。胃もたれが起こった際には、胃への刺激を少なくするため、食事とともに服用してください。
本剤は、丸ごと飲み込んでください。飲み込む前に、割ったり、押し潰したり、噛み砕いたりしないでください。
毎日同じ時刻に、少なくとも8時間の間隔を空けて服用してください。このように服用することによって、本剤による、けいれんのリスクを低めることにつながります。
気分が良くても、本剤の服用を継続してください。決められた服用を省略しないでください。
より効果的な効果を得るためには、本剤の服用を急に中止しないでください。
服用し忘れの場合
二倍量の服用はしないでください。飲み忘れの際は、気が付いたらすぐに服用してください。服用時に、前回の服用し忘れに気が付いた場合は、通常の服用量のみを服用してください。
過剰摂取
本剤を過剰摂取し、気分のすぐれない場合は、すぐに医師や医療機関へ受診してください。
保存条件
湿気、日光、高温を避けて、室温15~30℃(華氏59~86℃)で保管してください。有効期限が過ぎた薬は捨ててください。子供の手の届かないところに保管してください。
副作用
ジェネリックウェルブトリンSRには、いくつかの副作用があります。もっとも一般的なものは次の通りです。
本剤服用中、比較的まれですが、より重篤な副作用は次の通りです。
- アレルギー反応(蕁麻疹、呼吸困難、皮膚の発赤、発疹)
- 行動の変化(例:攻撃性の亢進)
- 胸痛
- 混乱、意識障害
- 咳
- うつ症状
- 失神
- 幻覚
- 不整脈
- 気分や精神状態の変化
- 息切れ
- 手や足の腫れ
- 視覚障害
副作用の発現は、服用している薬剤によってだけでなく、あなたの健康状態や、他の要因によっても変化します。
禁忌
本剤成分にアレルギーをお持ちの方は、本剤を使用しないでください。
妊娠中や妊娠を計画されている方、授乳中の方は、本剤の使用は慎重にしてください。
ブプロピオンを含む他の薬剤を使用中の方は、本剤を服用しないでください。
摂食障害(例:拒食症、過食症)や、けいれん(例:てんかん)の既往のある方は、本剤を服用しないでください。
アルコールや鎮静剤(例:ベンゾジアゼパム)を長期間使用した後、急に摂取を中止した方は、この薬剤を服用しないでください。
いかなる処方薬、非処方薬、ハーブ製剤、栄養補助食品も、これらを使用している方は、本剤の使用は慎重にしてください。
あなたや、あなたの家族に躁うつ性疾患(躁うつ病)、その他の精神疾患・情緒障害(例:うつ病)、自殺願望や自殺未遂、アルコールや薬物の乱用、の既往のある場合は、本剤の使用は慎重にしてください。
糖尿病、腎疾患、高血圧症、心疾患(例:うっ血性心不全)の方、最近心臓発作をおこした方、けいれんの既往のある方、頭部の外傷、脳や脊椎の腫瘍、肝疾患(例:肝硬変)の方、は本剤の使用は慎重にしてください。
下記の薬を使用中の方は、本剤の使用は慎重にしてください。
アマンタジン、抗精神用剤(例:ハロペリドール、リスペリドール)、副腎皮質ステロイド(例:プレドニゾン)、インスリン、レボドーパ、MAO阻害剤(例:フェネルジン)、ニコチンパッチ、経口血糖降下剤(例:グリピジド)、その他の抗うつ剤(例:フルオキセチン、アミトリプチン)、交感神経興奮剤(例:シュードエフェドリン)、テオフィリン、チアガビン、これらの薬は、ジェネリックウェルブトリンSR徐放剤の副作用のリスクを高める可能性があります。
カルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン、これらの薬はジェネリックウェルブトリンSR徐放剤の効果を減じることがあります。
抗不整脈剤(例:プロパフェノン、フレカイニド)、ベータブロッカー(例:メトプロロール)、フェノチアジン(例:チオリダジン)、選択的セロトニン再吸収阻害剤(SSRI)、抗うつ剤(例:フルオキセチン)、三環系抗うつ剤(例:ノルトリプチリン)、ジェネリックウェルブトリンSR徐放剤によって、これらの薬剤の副作用のリスクが増加する可能性があります。
アルコール摂取を避けてください。
車の運転や、機械を操作する際は、注意してください。
本剤の服用を急に中止すると、危険な場合があります。